まつげコラム

2015.3.13

ブチルの日本製グルーの成分の関係性

カテゴリー:グルー・コーティング・リムーバー

現在ビューティープロダクツでのグルーの取り扱いは全8種類になりました。その中で弊社が力を入れているブチルシアノアクリレートのグルー6種類。成分の違いや、比率によってグルーが作られていることをご紹介していきます。

日本製グルー


グルーの成分とは、主成分のシアノアクリレート、粘度を調整するための増粘剤、グルーに色をつけるための着色剤、グルーの劣化を防ぐ安定剤からできています。グルーについての必須知識で詳しくお伝えしています。
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この4つの成分の比率によってグルーの硬化速度や粘度などの違いが生まれ、それぞれのグルーの特徴が作られることになります。

超速乾と速乾の関係性
この2つのグルーの成分の違いはというと超速乾にカーボンを加えたものが速乾ということになります。発売順に言うと逆ですね。速乾からカーボンを排除し、ピンクの着色剤を加えたものが超速乾になります。
【関連記事】超速乾と速乾を比較しました

超速乾

超速乾と超速乾αの関係性
超速乾をベースにさらに速乾性を高めたものが超速乾αになります。ブチルシアノアクリレートの含有率が上がることにより超速乾を超えるグルーが誕生しました。吸着が良いと感じるのはこのためです。
【関連記事】新しいグルーαと超速乾を比べました

αと超速乾

超速乾αと超速乾βの関係性
αにカーボンを混ぜたものがβになります。超速乾と速乾の関係性と一緒です。カーボンがわずか0.05%加わるだけですが、硬化速度としては4~5秒かかります。

αとβ

速乾と日本製グルー5ml&10mlの関係性
速乾の増粘剤と安定剤の量を倍にしたものが日本製グルー5ml&10mlになります。こちらもグルーの歴史を考えると逆ですね。

速乾と5ml10ml

グルーの基本にあるのは日本製グルー5ml&10mlにあります。ここから増粘剤と安定剤を減らして速乾ができました。その速乾からカーボンを取り除いたものが超速乾になります。さらに超速乾を改良したものが超速乾α。αにカーボンを加えたものが超速乾βになります。

弊社のグルーはこのように全て関係性のあるグルーになるので混ぜてご使用いただけるということになります。わずかな含有率の違いから様々な性質のグルーがうまれています。
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