まつげコラム

2015.4.21

日本製グルー超速乾αと低刺激、刺激が少ないのはどっち?

カテゴリー:グルー・コーティング・リムーバー

ホルムアルデヒドに反応しやすくなってしまい、いろいろなグルーを試した結果、日本製グルー低刺激ならまつげエクステを装着することができたというお客様からご質問をいただきました。*アレルギーの方に大丈夫ということではありませんのでご注意ください。
 
日本製グルー
 


「ビューティープロダクツで販売しているグルーの中で日本製グルー超速乾αが一番刺激が少ないように掲載しているように思えるのですが、低刺激と超速乾αの成分はどのくらい違うのでしょうか」というご質問です。
 
日本製グルー低刺激の場合、メトキシエチルシアノアクリレートというグルーの性質上ホルムアルデヒドの放散量は抑えられるけど、どうしても接着剤としての力は弱いので持続性と保管期間が他のグルーに比べて短くなってしまいます。低刺激をご使用いただいている方はここの持続性の低さと保管期間の短さをどうにかしたいと感じますよね。
 

 
ご質問の答えに戻りますと、低刺激と超速乾αはメトキシエチルシアノアクリレートとブチルシアノアクリレート主成分が異なるので成分同士の比較となるとご説明しづらい部分がございます。そこで弊社グルーの全てで実施した同一のテストを元に比較してみました。
 
テスト内容はグルーによる皮膚の反応を12時間、24時間と診るヒト皮膚一次性刺激試験とホルムアルデヒドの放散量を計るテストになります。試験内容は日本製グルーのアレルギー反応を調査で詳しくお伝えしております。
 
試験の時期が違うという違いはございましたが、皮膚反応テストではαが0ポイントで誰にも反応が出なかったです。低刺激が一人の方に反応が出て2.5ポイント。ホルムアルデヒド検査でもαの方が低い数値となり、どちらの試験とも超速乾αの方が低い数値の結果になりました。
 
あくまでも数値の比較ということでアレルギーに大丈夫ということでは一切ありません。またメトキシエチルの低刺激とブチルのαの優劣を決めるというものでもございません。
 
グルーは施術者の手の速度に合ったものを使うことが一番ですし、カーボンやノンカーボンの違いや粘度の違いなど使い慣れたグルーを使うのが良いと思います。ご参考までにαと低刺激を比較してみました。