まつげコラム

2015.7.16

グルーとまつげエクステの相性について

カテゴリー:知 識

弊社で販売しているグルーには、弊社のエクステ(シートタイプのピュアミンク、バラタイプのピュアシルク)以外は装着がしづらかったり、持続性が悪くなることはあるのでしょうか。というご質問をいただきました。

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まつげエクステ業界には各メーカーにより様々な名称のエクステが存在します。カールの形状、柔らかさ、加工の具合など、各メーカーによりいろいろな特徴があるかと思います。それでも元々の原材料をみると、PBT(ポリブチレンテレフタレート)であることがほとんどです。弊社のエクステも原材料はPBTです。

このPBTはポリエステルの一種になり、形状記憶に優れ、伸縮性にも富んでおり、いろいろなカールを作り出すエクステにはピッタリの素材ということになります。また耐酸性や耐アルカリ性などの耐薬品性があるのも特徴です。

着色性にも優れていて、いろいろな色彩の原糸を作ることができます。ただし熱を使って加工していくので、熱には弱く、高温の熱を与え続けるとカールがだれる原因にもなります。

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名称の違いは各社ありますが、原料をみてみるとほとんどのエクステがPBTということになり、グルーの性質上、PBTとの接着は非常に相性がよいので、同じメーカーのエクステとグルーでないと付きが悪いとか、相性が悪いというようなことは考えにくいです。

相性が悪いと感じることがあれば、もしかしたら他に原因があるかもしれません。グルーとPBTであるエクステの相性というよりは、まつげに接着ができていないことが原因になっていることが考えられます。弊社の場合は、持ちがよくなる7つのまとめでチェックポイントを見直してもらうようご紹介しています。

前処理の方法、接着面積、グルーの適量、エクステの合わせ方などのチェックポイントを見直すことによって、グルーが接着できないと感じることは、だいぶ改善するのではないかと思います。

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それでも、日々の環境(温度や湿度の状況)や、お客様のまつげの状態などにより、接着がよくないなと感じることもあるかもしれません。いろいろな悩みや苦労であったり、または工夫による改善であったりと日々変化を感じることがあるかもしれません。

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少しづつでも一歩一歩着実に進んでいけるように、弊社ビューティープロダクツも微力ながら情報発信という形で応援させていただきます。