まつげコラム

2015.10.14

安全性と施術の効率を高めるテープワークの役割、基本ですが重要です

カテゴリー:知 識

特集ページでもご紹介していますテープワーク術。テープを貼る目的というのは、安全性を向上させること、施術の作業効率を向上させることにあります。これらを常に念頭に置いて作業することが大切になってくると思います。

テープワーク

作業効率の向上

作業効率の向上とは、お客様に負担をかけることなく、施術を進めやすくできるかどうかです。そこには、テープ選びも負担軽減の一端を担っています。

下まつげの保護のために貼るアンダーテープ。肌に直接貼るので、通気性の良いものを選ぶことをオススメします。また、肌の収縮に合わせてフィットする、伸縮性にも優れたメッシュタイプのスキナゲートは、通気性・収縮性に優れたテープになります。

テープを剥がす際、角質を一緒に剥がしてしまうことを極力防いでくれる設計になっています。敏感肌の方のかぶれなどを最小限にしてくれます。

作業効率を向上させるための下層のテープワークです。下まつげにグルーが付着しないようにしたり、まつげを見えやすくし、施術を進めやすくするアンダーテープ。作業後は、テープの浮きはないか、下まつげは飛び出していないか、上下のまぶたや粘膜に触れていないかの確認ポイントは、しっかりチェックすることを心がけましょう。

スキナゲート

安全性の向上

安全性の向上とは、「万が一に対しての備えができているか」といことです。万が一ツイーザーが肌に刺さってしまうことへの備えであったり、万が一グルーやリムーバーが目の中に入ってしまうことへの備えです。

優肌絆

上層のテープワークです。ツイーザーがからの保護には、表面が引っかからない不織布タイプの優肌絆をオススメします。また涙やグルー、リムーバーなどの万が一に、吸い込んでくれる吸収性に優れたテープになります。

下層のスキナゲートに重ね合わせるようにして貼るので、直接肌に触れる機会は少ないかもしれませんが、優肌絆も粘着剤は柔らかいゲルタイプになるので、剥がす際は角質を剥がしにくくなっています。

動画でさらに詳しくテープワークをお伝えしていますので、合わせてご覧ください。

この安全性と作業効率の向上のどちらかが欠けてしまってはダメですし、両方がそろって初めてテープワークが成立するのだと思います。常に細かな気配りを必要とするテープワーク、非常に奥が深いテーマの一つですね。