まつげコラム

2016.3.8

知れば知るほど面白い!ヨーロッパのまつげエクステ事情 part2

カテゴリー:ボリュームラッシュ

先日はヨーロッパのまつげエクステ事情をご紹介させていただきました。普段あまり耳にすることがないヨーロッパのエピソードをユリア氏、坂上氏からたくさん聞かせていただきました。

ロシアンボリューム セミナー

たくさんの技術者が技術の向上を目指すため、様々なスクールの様々なスタイルを身につけようと活動しています。そんなヨーロッパの日常をご紹介しましたが、今回は前回お伝えしきれなかった話をまとめてみました。

秘密結社!?

秘密結社というほど大げさなものではないのですが、幾つかの会員限定のネットワークがあるそうです。会員同士の結束が非常に強く、情報が外に流出することがないそうです。

そのネットワークの中で、技術に関しての意見交換や新しい技術の提案などが盛んに行われ、常に最新の情報を耳にすることができるそうです。技術者同士の貴重な意見交換の場があるんですね。

セミナー風景

ロシア人女性の8割、イタリア人女性の2割

実際の正確な数字は分かりませんが、ロシア人の若い女性はほとんど全員が、まつげエクステをしているみたいです。8割くらいの女性が、サロンに通っているとのことで、日本にと比べると本当に多くの人がエクステを楽しんでいるようです。

イタリアでは、最近になってまつげエクステンション専門店のサロンが出来始めているみたいです。2割くらいの女性が利用しているとのことなので、日本の20代から30代の方の利用率1割くらいと比べると同水準の盛り上がりということになるのでしょうか。

ユリア説明

流行は3年スパン

ロシアにも流行の流れがあり、3年くらいのスパンで流行のデザインが変わるそうです。1 to 1の装着で0.15mmが流行していた時もあれば、今のようなロシアンボリュームテクニックが主流になっている時もあります。

これだけ多くの女性が利用しているロシア圏になりますので、ロシアでの流行がそのまま世界への流行になるのも納得です。今後はどんな流行が生み出されていくのか楽しみです。

写真撮影6時間

写真を撮影するのにも、完璧な状態での撮影しか行わないそうです。撮影用のエクステを装着するのに、6時間や8時間かけることはザラにあり、1日がかりの仕事になるくらい集中して取り組むそうです。

今回、ユリア氏に撮影を協力してもらいましたが、時間の限られた中での撮影になりましたが、カメラマンさんのカメラを自身で手に取り、この構図を取ってくれと指示する姿を見ると、一切の妥協を許さないことがわかりました。

ユリア撮影

0.2-0.5mm

エクステを装着する際、肌から1mmから2mm程度離すのが日本のスタイルだと思いますが、ヨーロッパでは肌にできるだけ近づけるのが、美しい施術と言われているそうです。

普段のサロンワークでは、0.5mmに揃え、コンテストなどでは0.2mmで揃えていくそうです。肌についてはもちろんダメですが、できる限り近づけるということが、ヨーロッパ流ということです。

ユリア説明

こうして細部のお話をいろいろと聞いてみると、日本とは異なることなども数多くあり、今後もヨーロッパなどの最新情報には耳を傾けていかねばならないと感じております。その中で、日本に合う、合わないの取捨選択をして、情報発信できればと思います。

ユリア氏、坂上氏には、商材についてや施術についてなど本当に多くのことを勉強させていただきました。貴重な経験をさせていただき、感謝しています。またいつか、セミナーを開催できる時がやってくればと切に思います。

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