まつげコラム

2016.3.24

ビューティープロダクツが見る、まつげエクス業界の10年間の変遷

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2005年にBeautyProductsを創業以来、まつげエクステンションの販売やサロン、スクール(現在はサロン、スクールは休止しております)等に携わってきました。この10年と少しの間で、まつげエクステ業界にもいろいろな流行がおとずれました。

社内

メイクやファッションなど時代の流れとともに、様々なものが流行してきました。その中で、過去ブームになったものが、再び流行りだすということも、毎年のように目にします。

まつげエクステンションが、日本で紹介されるようになってからまだ10数年。日が浅いこともあり、流行がひと回りするにはまだ早いかと思いますが、過去どんなものが流行ったのか、今現在に至るまでの流れをまとめてみました。

カールの変遷

Cカール入庫!(2006/9/14)のブログより。今現在、弊社全カールの中で一番人気のカールですが、Cカールを入荷するだけでも、小さな商材屋にとっては大きな事件だったそうです。

2005年スタートした時、Jカール、太さ0.15mm、長さ9・11・13mmのみの3種類、グルー・リムーバー・コート剤は各1種類、その他関連が数種類程度で、しかも、代表廣瀬自らが買い付けに行くという時代でした。

また、その当時、いろんなブランドを試したくてもなかなか手に入らなかったので、ブランドのロゴと書かれている住所を頼りに、韓国へ渡ったこともあったそうです。自分の目で確かめ、納得できるものではないと仕入れたくないという弊社のスタイルは、その当時から受け継がれています。

そこからDカールが発売し、その5-6年後にLカールから始まり、Lシリーズなどのカールが次々と作られてきました。弊社での取り扱いカールは6カールとなりますが、それ以外にも様々な形状のカールが現在では流通しています。

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太さの変遷

極太の太さ0.25mm(2006/12/10)のブログより。当初太さは、0.1mmと0.15mmの2種類の取り扱いでした。そこまでラインナップを増やすことができないという事情もございましたが、そこで登場したのが0.25mmの太さ。

「今回の買い付けには自信あります」という記載があるとおり、2006年当時はより太いエクステが好まれる流れでした。まつげエクステが流行り始めた時で、もっとぱっちり、もっとはっきりが求められていたんだと思います。

現在では0.04mm、0.05mm、0.06mm、0.07mm、0.09mmといった極細のエクステが次々と登場してきております。太さより細さを求める時代となり、0.25mmに関しましては在庫品限りで廃盤を予定しております。0.25mmをご使用の皆様には、ご不便をおかけしますが何卒ご了承ください。

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長さの変遷

長さも10数年前と今とでは、好みも分かれると思います。もっとはっきり、もっとぱっちりという流れのなかで、長いものがより好まれ、最長で17mmのエクステまでありました。現在はナチュラルさを求める声も多く、11mmを中心に人気が集まっています。

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わずか10数年ですが、まつげエクステンションは大きく変わってきています。道具の進化もそうですし、技術力も大きく飛躍してきています。そんな大きく変わっていく業界のなかで、創業当時からの「より良い商材にこだわる」ということを念頭において、この先も携わっていくことができればと思います。