まつげコラム

2016.4.12

スタッフとともに歩み続けるためのサロンを目指して今すべきこと

カテゴリー:知 識

広島市内のメインストリートで店舗を構えるVenus fort様。多数の競合店もある中で、創業以来、同じ場所で店舗を開き続けるということは、とても大変なことだと思います。

広島

スタッフとの関係

その時々のニーズに合わせてサロンが手狭になったり、逆に広くなってしまったりとしそうなものですが、同じスペース・同じスタッフでできるということにスタッフとの信頼関係を強く感じました。

ビーナスフォート

現在働いているスタッフには、美容師免許をサロン全面支援で取得させたそうです。お金も時間もかかることですが、その判断に迷うことはなかったと言います。

−また働いてくれるスタッフの周りの人も大切にすることも気をつけている点です。会社で飲み会を開いたら、誘ったり、お土産もたせたり。小さいことなんですけど、周りの理解なしでは女性の場合働き続けるのは難しくなっていくんです。

何も知らない状態で飛び込んできたスタッフ、右も左も分からないスタッフにも、一から教えて育てていくというスタンスで、創業以来サロンを運営しているそうです。自然とスタッフとの信頼関係も高まるのはこういったことの積み重ねなんですね。

 

毎週2時間行われる勉強会

セミナーで得た知識はスタッフの皆さんにアウトプットしているんでしょうか。

ビーナスフォート

−セミナーでの知識や発見は、スタッフと共有しています。また、それに限らず、ベーシックな部分でも常に気をつけています。技術って案外簡単にぶれていくんです。ツイーザーワークや手順が我流になり、それも気づかないこともよくあります。なので、我流に走っていないかを、毎週土曜日の18時から2時間予約を切って勉強会にあてています。

−また、サロンサークに入ってしまうと、スタッフ同士話をする機会が少ないので、横のつながりが薄くならないように、勉強会を通して疎通を図る機会にしています。

毎週2時間!出来そうで出来ないことだと思います。その分予約が取れなくなりますので、きちんとした目的意識がなければ、続かないことですね。

 

フランチャイズ店として独立

スタッフに独立心があるのはオーナーとして喜ばしいことだとは思いますが、同時に知らないところで店舗をだし顧客が流れていく・・・といった自店にとって危機をもたらすことにもなりかねません。皆実店を始め、スタッフは独立するなら「フランチャイズ店で」と言ってくれるそうです。

皆実店のオーナー濱谷さんに聞いてみました。

ビーナスフォート

−このオーナーから離れて独立するというのは考えなかったです。ここまで勉強熱心で、技術に対してストイックである方がそばにいてくれて、共に頑張れるのは、とても素晴らしいことだと思います。

遠藤さんは

−新しい技術や知識を常に学ぶ体制でいることは簡単ではありません。でもそれによって、スタッフのモチベーションやお客様に還元できるのであれば、これからも向上心をもってサロンワークを続けていきたいと考えています。

 

ネッ トで購入するだけで終わりにはしない、使う商材の勉強会には参加して、自分の納得するものをお客様に提供していくことが、専門店としてのサービスだという ことを常に意識してサロン活動をされている姿をみて、その気持ちに応えられるような商材をご提供していかなければいけないと改めて感じました。