まつげコラム

2016.4.26

エアーブロアー、ゴム特有の臭いがなかなか消えずに困っています。

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施術の途中や終了時に、グルーの硬化にともなうホルムアルデヒドの停滞を飛ばすのに必須な道具ブロアー。エアーブロアーやエアーコンプレッサーBeStyleが弊社の取り扱い商品になります。今回はエアーブロアーについてまとめてみました。

エアーブロアー

商品詳細

サイズ 全長150mm、横幅50mm
素材 ゴム、プラスチック(先端)
重量 40g

エアーブロアー

ゴムの部分は約100mmとなり、手にちょうど収まるサイズになります。強く握れば強い風が出ますし、弱く握れば弱く出ます。この辺りの微妙な風量の調節がしやすい形状になっていると思います。

エアーブロアー

風を当てる際は、おでこ側から当て停滞する揮発成分を吹き飛ばすようにしてください。逆側から当ててしまうと揮発成分が目に入り、刺激を与えることも考えられます。

ブロアー風景

施術中、グルーの揮発成分はお客様の目の周りを停滞していることになります。終了時のみブロアーを使うのではなく、こまめにブロアーを使い停滞を防ぐことが、アレルギーへの対策にもつながります。

また、こまめに吹き飛ばすことは、技術者自身もホルムアルデヒドを吸い込むことからも防ぐことになります。エアーブロアーだと大変と思われるようでしたら、エアーコンプレッサーのご使用をお勧めします。

メリット・デメリット

エアーブロアーを使うメリットは、電源を必要としない、風量調節が自在、手頃な価格帯といったところでしょうか。一方、デメリットは、ツイーザーを持ち替えないと操作できない、こまめに送風するには動線が大きくなり大変、ゴムの臭いが気になるといったところでしょうか。

素材にゴムを使用している以上、ゴム特有の臭いが送り込む風とともにしてしまうのは、ある程度しょうがないことではありますが、なんとかなるのであればなんとかしたい部分ではあります。

ゴムの臭い取りについて調べてみました。まず、ゴムの臭いというものは、ある程度臭いを気にならなくすることはできても、完全に消すことはできないようです。また、時間の経過とともに少しづつ臭いは薄れていきます。

エアーブロアー

ゴムの臭いは、お酢や重曹などの臭いを取るようなものをお湯で薄めつけとくと、臭いが薄れていくそうです。一度でダメなら、何回か繰り返すことによって、臭いはおさまっていくとのことですが、形状的に内部の水分をしっかり乾かさないと、雑菌の繁殖などをもたらしかねませんので、ご注意ください。

一長一短のある道具になりますが、毎日使う施術道具になります。エアーブロアーとBeStyleのどちらが良いのか、サロン様によって考え方なども様々だと思います。ご自身のサロンワークに合った施術道具を選択するようにしてください。