まつげコラム

2016.8.19

グルーやコーティングなどの劣化とは。使用期限内でも劣化する可能性

カテゴリー:知 識

それぞれの商品には、それぞれ使用期限が決められています。化粧品登録済みのPure+Kまつげ美容液のダブルアイラッシュエッセンスモイストクレンジングウォーターなどは未開封で2年間、開封後3ヶ月。

Pure+K

グルーであれば未開封の場合、冷蔵保存で6ヶ月。開封後は1〜3ヶ月以内に使い切っていただく。コーティング剤も同様に未開封で6ヶ月、開封後は3ヶ月。ジェルクリームのリムーバーは開封・未開封ともに1年以内と決めさせていただいております。

ただし使用期限内であっても使用環境や使用頻度、保管状況などによっては、期限内でも劣化する場合も考えられます。そのような時は、そのまま使い続けることは危険ですので、新しいものと交換してください。

使用期限

グルーの場合

劣化とは硬化することを指します。使い始めの状態よりも粘度が出始めたとしたら交換のサインです。それは容器内で硬化が始まってしまっています。

その状態のグルーを使用することは、適量以上のグルーがエクステにからみつく可能性が出てきます。グルーの量が多くなれば、それだけホルムアルデヒドの放散量も増えることにつながります。

劣化し始めたグルーを使用することは大変危険ですので、使用期限内だったとしても粘度が出てきてしまった場合は交換するようにしてください。

グルー

コーティング剤の場合

粘度がで始めたとしても無水エタノールを1〜2滴垂らしていただくことで、元の状態に戻ります。ただその頻度があまりにも多く(使用するたびに希釈するなど)なってしまったら、その時は交換のサインです。

エタノールで希釈する頻度が高くなると、中身が薄まることになります。本来のコーティング剤の効果を維持できなくなる可能性もありますので、一つの目安にしていただければと思います。

コーティング剤

リムーバーの場合

クリームの水分が飛ぶとパサパサになったりすることも考えられます。このような状態になることはあまり考えられませんが、通常の使用感と違うと感じたときは、交換のサインにしてください。

グルー以外の商品の場合、乾燥剤入りのアルミパックに入れたり、冷蔵庫で保管したりといった保管方法を気にすることもなく、常温での保管となります。ただ状況によっては商品が劣化する可能性もあるということを知っておいていただければと思います。

全ての商品において、普段と違うという違和感を感じながら、道具を使うことは避けてください。そのことがきっかけで身体への反応が起こらないとは限りません。無用なトラブルを避けるためにも大切なことだと思います。