まつげコラム

2016.9.30

プレ処理剤Pure+Kの洗浄力。表面張力の低さが汚れを落とす仕組みについて

カテゴリー:プレ処理剤Pure+K

まつげエクステの持続性を上げるには、適切なプレ処理がまず必要になってきます。皮脂や汚れをしっかりと洗浄する弊社のプレ処理剤BP Pure+K、汚れを落とす仕組みをご紹介します。

ピュアケイ

今回は表面張力が高い低いによって、どのくらい洗浄力が変わってくるのかに絞ってご紹介していきたいと思います。

表面張力とは、ウィキペディアによると表面をできるだけ小さくしようとする性質のこととあります。液体の表面が縮まろうと液体の内部に向かって引っ張られています。引っ張る力が強いと内側に潜り込もうとする力が多く働き球形になります。弱いとその働きが弱くなり重力に従って下に向かうので肌などにも浸透しやすくなります。

Pure+Kの表面張力が56mN/m(ミリニュートンパーメートル)と、水の72mN/mに比べると弱くなっています。なのでPure+Kは下に向かう力が強くなり、皮脂や汚れとまつげの間に浸透しやすくなっています。
表面張力

そしてPure+Kには、電気二重層というモノを乖離させる力があり、皮脂や汚れに触れると強い電気二重層を形成する性質があります。浸透しやすいので皮脂や汚れとまつげの間にも入っていき、汚れを乖離させ洗浄していきます。
電気二重層

100℃のお湯で60mN/mとなります。温度が高くなると表面張力は弱くなります。そして皮脂は約50℃が融点だそうなので、50℃以上のお湯であれば皮脂を溶かし、きれいに落とすことができます。

繊維などに付着した皮脂を洗濯するのであれば50℃の熱湯を使うことで、きれいに落としきることができます。目元に使用するのにそこまで高温なお湯を使用することはできません。その必要もないと思います。

ただし、シャワーから直接洗浄するわけにもいかず、常に適温のお湯を用意しておくのも大変だと思います。温度が下がりすぎてしまうと洗浄効果が薄れてしまいますので、温度管理をするとなるとお湯での洗浄は現実的ではありません。

エタノールの場合は、さらに22mN/mと低くなっておりますので、浸透しやすく汚れをよく落とします。しかし、脱脂力は強いですが、揮発性の物質で多くの水分を奪ってしまい、まつげを痛めることにもつながります。

お湯と同じくらいの表面張力なので浸透性がよく、エタノールのように水分を奪うことはないプレ処理剤ピュアケイ。弊社No.1のリピート率の高い商品です。ぜひ一度お試しください。

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