まつげコラム

2016.1.14

まつげエクステの持ちが突然悪くなったのはなぜ?原因は色々あります

カテゴリー:知 識

いつも来店してくださるお客様に、いつも通りのプレ処理、いつも通りの施術、いつも通りの手順で装着したのに、なぜだか突然エクステの持ちが悪くなった経験はありますでしょうか?

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いつも通りなのになぜ?という思いが、当然出てくると思います。一体何が原因で起こったのか、その時々のシチュエーションによって変わってくると思いますが、原因になりそうなことを考えてみました。

お客様側に原因がありそうな場合、サロンさん側に原因がありそうな場合、メーカー側に原因がありそうな場合など、原因となることは幾つか考えれると思います。

お客様が原因の場合

クレンジングや化粧水を変えた場合が考えられると思います。知らず知らずのうちにオイルが含まれているものや、まつげエクステには適さない界面活性剤が含まれているものを使用した場合、著しく持続性を低めます。

オイルはグルーの吸着を妨げるものになります。また界面活性剤の一部は、まつげとエクステの接着部分に浸透してしまい、引き剥がしてしまいます。これらをホームケアで使用していた場合、持ちが悪くなります。

基本的なことではありますが、完全に硬化する前に接着部分が濡れてしまった場合や、接着部分に衝撃が加わってしまったなどという場合もエクステが外れてしまう要因の一つになります。

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サロンさんが原因の場合

いつも通りの環境で施術をしていたと思っても、日々の気温湿度は違うものです。グルーの硬化には、空気中の水分が必要不可欠です。乾燥するこの時期には、空気中の水分が少なすぎるため、硬化速度が遅くなることも。

反対に湿気の多い時期は、加水により硬化速度が速くなり、普段の速度以上に硬化が速くなってしまったために、エクステを装着する前にグルーが乾き始めてしまい、本来の接着でなかったりすることも。

使用するグルーを変えた際には、注意が必要だと思います。例えばエチルからブチルへの変更の場合、今までよりも接着面積を多く取る必要があります。それぞれのグルーの特性に合わせた接着面積で装着してください。

硬化速度の違うグルーに変更した場合にも注意が必要です。施術の手の速度にあっていないグルーを使用した場合、装着前に乾き始めてしまい、表面が乾き始めた状態での装着になるので、持続性が悪くなります。

クレンジング

メーカーが原因の場合

グルーの不具合によって接着できないということも、考えられる原因の一つになると思います。いつも通りに装着しても、接着剤自体が不良であれば、当然持ちが悪くなります。

ただしグルーを製造する際、まとまった本数のグルーを製造しています。少量のグルーを製造するより、大量のグルーを製造する方が製品として安定するということが理由の一つです。

数百本ある中で、1本だけ不良品のグルーが出荷されるということが、なかなか考えにくい状況にあることも事実です。可能性としてはもちろんゼロではありませんので、原因の一つに考えられると思います。

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何が原因なのかを考えるときに、日々状況は変わると思うので、これだという答えを探しだすのは、なかなか難しいことかもしれません。もしかしたら、上記以外の要因が原因になるかもしれません。

答えがわからない状況がございましたら、ご連絡をください。できる限り、原因を探すお手伝いをさせていただきたいと思います。info@the-beautyproducts.com