2016.1.22
セーブル・ミンク・シルクの違いは何?一番柔らかいエクステはどれ?
カテゴリー:エクステンション
エクステの名称で、セーブル、ミンク、シルクなど付く名前のものが、各メーカーから発売されています。いろいろな呼び名がありますが、どのエクステが一番柔らかい素材なのでしょうか?
一般のお客様のイメージでは、セーブルが一番柔らかい素材だという認識が広く浸透しているようです。ただ、名称の違いはあれ、原糸に使用されている素材は、PBT(ポリブチレンテレフタレート)というポリエステルの一種である場合がほとんどです。
*天然素材を取り入れたエクステなどは除きます。
原糸を製造する工場によって、それぞれ原糸の柔らかさというものが決まってくるので、仕入れる原糸によって柔らかさは変わってきます。なので、名前が柔らかさを決めるのではなく、あくまでも使用する原糸によって柔らかさが決まります。
柔らかさを決めるもう一つは、細さも重要な部分になると思います。同じ太さの同じ原糸で製造したとしても、加工次第で柔らかいエクステを作ることができると思います。
年々進化しているエクステの加工技術も様々なタイプのものがあります。根元部分や全体にカットなどの加工を施したものや、先端部分の切れ込みの円錐部分を深くしたり、浅くしたりするなど様々です。
部分的に切れ込みを入れたものや全体にカットを施したものは、円状のエクステよりも細い部分ができるので、同じ原糸を比べた場合、柔らかくなると思います。
セーブルという名前だから一番柔らかいということではなく、各メーカーが販売しているまつげエクステンションを実際に使ってみて、柔らかさを確認することが一番確かだと思います。
弊社の場合、シートタイプのものをミンク、バラタイプのものをシルクと呼んでいます。名前によって柔らかさをイメージする方もいらっしゃるかと思いますが、どちらも同じ原糸を用いて製造しておりますので、基本的には同じ毛質になります。
同じ原糸、同じ製造工程で作り、違いは最終的にシートに貼り付けていくのか、バラバラにしていくのかということになります。糊の関係もあり、シートに貼り付ける分だけ、バラタイプのシルクの方が柔らかく感じるかもしれません。ほんのわずかな違いになるので、ほぼ同じ毛質ということになります。
柔らかいエクステをお求めの場合は、ロシアンボリュームラッシュの極細エクステをご使用いただければと思います。1本1本は0.06mmや0.07mmと非常に細いため、柔らかさに軽さも加わったエクステになります。
ロシアンボリュームの装着方法などのボリュームテクニックは、来月ヨーロッパからお招きしている、ロシアンボリュームの講師Yuliya Sydyakina氏のセミナーで、学んだ内容をご紹介していきたいと思います。
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