まつげコラム

2017.5.30

梅雨時期に注意したいポイントは。グルーの使用感が違くても焦らないことが大切です

カテゴリー:information, グルー・コーティング・リムーバー

毎年毎年やってくる梅雨。沖縄県はすでに梅雨入りして、これから続々と梅雨入りする地域が増えてきます。日本らしさを味わえる四季ですが、梅雨時期に気をつけないといけないこととは何でしょうか。

一年を通してグルーに関するお問い合わせが多いのが梅雨の時期です。この時期特有の普段とは異なる使用感になってしまうことがあります。梅雨時期に注意したいことをご紹介したいと思います。

梅雨時期は湿度が高い日が続きます。エアコンをドライ運転にしたり、除湿機を使って湿度を調整していても、いつもと違う使用感を感じることもあるかと思います。

日本製グルー

常に湿度を気にかけているのになぜ?

湿度をこまめにチェックしている場合でも、サロンの日々の部屋の環境次第で硬化が違う場合もあります。また人の動きやエアコンによるの空気の流れなどで同じ空間だっとしても場所によって湿度が異なったり、乾く速度が変わってきてしまうケースもあります。

普段よりも著しく持続性が落ちてしまったや、すぐにポロリと取れてしまったとなどという場合は、装着前に乾いてしまいしっかりと装着できていないということが考えられます。

細心の注意を払っていても、いつもと違う硬化になってしまうこともあるということを頭の片隅に置いておく必要があります。

日本製グルー

グルーが早く乾いてしまうのはなぜ?

グルーは空気中の水分を使って硬化を開始します。弊社では湿度50%から60%の間でグルーをご使用いただくことをオススメしています。グルーの硬化に適切な湿度で、グルーが持っている性質を一番良い状態で引き出してくれるからです。

空気中の水分が多いこの時期は、普段のグルーの使用感と違く感じることが多くなります。普段の硬化より速くなってしまったり、白く乾いてしまったりしてしまうことがあります。

白化現象はグルーの硬化時に水分に触れることで起こりますので、空気中の水分が多すぎると水分に触れた状態を作ってしまい白く乾いてしまうこともあります。

日本製エチルグルー

こまめにグルーを出す

湿度の高い日は、プレートに出したグルーが粘度を持つようになるのが普段より速い場合もあります。粘度を持ったグルーを使用することは、必要以上にエクステに絡む場合もあるので注意が必要です。

必要以上にグルーの塗布量が多くなってしまうと、まつげ上でホルムアルデヒドの放散量が多くなってしまう可能性があります。いつものタイミングよりも早くグルーをプレートに出し、粘度をチェックしながら使用しましょう。

グループレート

速度の違うグルーを用意

普段使っているグルーよりも一段階遅いグルーを使用することで速度を調整することも一つの解決策です。梅雨入り前にメインのグルーといざという時のためにサブのグルーを用意しておくことも大事なことだと思います。

エチルグルー

ちょっとした変化で使用感が変わることもあるグルー。常に心と商材に万全の準備をして、焦らず余裕を持って取り組んでいけたら良いですね。