まつげコラム

2019.11.22

2019年、最新のまつげエクステの利用実態調査について

カテゴリー:知 識

ホットペッパービューティアカデミー様が、年2回調査している美容サロンの利用実態を調査し、数字化していただいているものがございます。今年のアイビューティの動向についていろいろと教えていただきました。

美容サロン(ヘア・ネイル・エステティック・リラクゼーション・アイビューティ)の利用に関する調査から、現在のお客様の動向を読み解き、そこから見えるサロンでの活用方法を考えていきます。

まずは利用率ですが、女性全体では微増しています。女性の7.3%の方が、過去一年間に利用したことになります。わずかですが毎年微増できているので、まつげエクステを継続して楽しんでいるお客様が定着してきていると思われます。

年間での利用回数では、5.07回で昨年に比べてリピート率が上がっています。40代・50代女性の2割以上は、毎月利用していることになります。

平均利用金額は、4,997円で今年は前年よりも400円近く単価が上がった計算になります。各サロン様の単価アップがしっかりと浸透している結果が出ています。様々なメニューを加えることで、単価アップの一因になっているように思えます。

ラッシュリフト剤、フラットラッシュなどの導入や、カラーエクステのバリエーションの豊富さなどが単価アップにつながっているそうです。

35歳から44歳までの年齢層は、「値段に関係なく自分にとっていいものは購入する」と言う質問に対して、とてもそう思うと回答した方の割合は3割近くと他の年齢層に比べると高い結果になりました。

また、「多少高額でも長く使えるならお得だと考える」と言う質問に対しても4割近くの方がとてもそう思うと回答し、意識の高さが伺えます。この層のお客様には、店販商品を購入していただけるお客様になりやすいと言うことが言えます。

また、お客様が接客で求めることに「プロとしての提案・アドバイスをくれる」に5割近くの方が「はい」と回答しています。プロならではの意見が非常にお客様に喜ばれているようです。

まつげやまぶたの形状などからのデザインのご提案や、ホームケアのやり方、ホームケア商品の効果を伝えることで店販購入にもつながってくると思います。お客様への適切なアドバイスが求められています。

ホットペッパービューティーでは、今50代の方に向けた取り組みをするサロン様が多いようです。50代の方にクーポンを発行したり、イメージしやすい画像を用意したりと色々な取り組みを行っているそうです。

まだまだ伸びていく業界であると思いますので、メーカーとしてより良い商品を展開していくことができればと考えています。