まつげコラム

2016.2.19

たくさんの種類があるグルー、何を基準に選べばよいのでしょうか?

カテゴリー:グルー・コーティング・リムーバー

各メーカーから様々なグルーが発売されています。選ぶ品数が多くなると、どれを選んだらよいのか戸惑うこともあるかと思います。迷った時は、何を基準に選べばよいのでしょうか。

グルー

施術方法・硬化速度・持続性・刺激性・柔軟性など、どれを主な目的として使用するかによって、選ぶグルーは変わってくると思います。それぞれのグルーの特性に合わせて使用するグルーを選んでください。

施術方法

人気のロシアンボリュームのような複数本のエクステを扇状のfanにして取り、装着する施術方法と、1 to 1で装着する方法とでは、選ぶグルーも変わってきます。1 to 1での装着であるならば、お好みのグルーをご使用いただけます。

fanでの装着は、グルーを付けすぎてしまうとfanが閉じてしまうということが考えられます。このような場合、速乾性があり、点付けできるエチルグルーを選ばれるのがよいと思います。

ボリュームラッシュ専用グルーとしてプロSグルーとSKYグルーがございます。弊社グルーでいうと、日本製グルーMQ+、またはMQになります。接着面積を多く取らなければいけない、ブチルグルーになると綺麗に作ったfanが閉じてしまうことが考えられるのでオススメはできません。

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硬化速度

グルードームにエクステを浸してから、まつげに装着するまで、どのくらいの時間がかかるかという手の速度によって、選ぶグルーは変わってくると思います。弊社の取り扱いグルーの硬化速度一覧表になります。

日本製グルー

2〜4秒 超速乾α、MQ+
3〜5秒 超速乾β、MQ
4〜6秒 超速乾
5〜7秒 速乾
7〜9秒 5ml

ボリュームラッシュ専用グルー

2秒 プロSグルー
4秒 SKYグルー

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持続性

プレ処理の方法や施術環境によっても持続性が左右するので、一概にどのグルーだから持続性が一番とは言い切れないのですが、基本的には接着剤の力が強いほど持続性は上がります。

エチルはブチルに比べて留まる力が強いので、ブチルよりもエチルの方が持続性はよくなります。またカーボンなしのグルーの方が、シアノアクリレートの純度が増すのでカーボンありよりも持続性は上がることになります。

ただブチルでも、接着面積を多く取ってもらう(弊社ではまつげの5分の4を推奨)などの工夫をしていただくことで、持続性を上げることができます。

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刺激性

すべてのグルーに当てはまるかどうかわかりませんが、一般的にブチルの方が刺激性が低く、エチルの方が高くなります。弊社製品に関していうと、ホルムアルデヒドの放散量は、硬化速度が速いものほど低い数値となっております。

敏感な方には、エチルよりもブチル、硬化速度の遅いグルーよりも速いグルー、をご使用になる方が、刺激を受けにくいグルーになると思います。*アレルギー体質の方への施術は、弊社としてはお勧めできません。細心の注意を払ってください。

柔軟性

柔軟性のあるグルーはブチルになります。エチルは硬化後、硬い仕上がりになります。柔らかい仕上がりを考えるならばブチルのグルーを使用した方がよいと思います。

まとめ
グルーの特性はいろいろなタイプがあります。何を一番に考えるかによって、選択した方がよいグルーも変わってきます。それぞれのグルーの特徴をよく理解した上で、ご使用になることをオススメします。