2015.2.19
日本製グルーのキャップを分解してみました
カテゴリー:グルー・コーティング・リムーバー
弊社の日本製グルーの中でキャップをひねるとグルーが開封される”はぎとり式”のグルーは全体の半分を占めます。キャップの構造がどのようになっているのかを知りたくてキャップを分解してみました。
右から日本製グルー超速乾α、超速乾、超速乾β、低刺激の4種類が弊社グルーの中ではぎとり式のグルーになります。購入時はどのようになっているのでしょうか。下の写真が購入時の状態です。
ノズルの先端とキャップの中にあるポッチがくっついていて密封されています。それがキャップをひねることによりノズル先端とこのポッチが切り離され、開封される仕組みになっています。
今回なぜキャップの構造が気になったかというと、「キャップを使ってグルーを保管しているのに、次に使うときにグルーが漏れているんです」というご質問をいただいたことがきっかけでした。
届いた日本製グルー超速乾を確認すると確かにキャップをしてもグルーが漏れるという状態でした。キャップをしていてグルーが漏れるという症状を見たことがなかったため、どうしてこうなったのか原因究明をしなくてはならないと思いキャップを分解してみました。
分解した結果わかったことが、グルーの漏れが固まりになりキャップを閉めた時に密封しないことでした。下の写真です。
ノズルとキャップに隙間ができてしまい、それにより気圧の変化、温度の変化でグルーが噴き出してしまったのではないかと考えられます。
グルーの固まりを取り除くとしっかりとキャップが閉まりました。この状態であればグルーが漏れずに保管できます。
グルーがしっかりと密封しているかどうかは、ポッチの働きによるところが大きいです。このポッチ、実はキャップの中で上下に動き、グルーのノズルに合わせて密封してくれています。最後キャップにグルーを押し込むとポッチとノズルが密着します。
分解するとこんな感じです。
【関連記事】グルーのノズルを切ってはいけない理由とは/日本製グルー超速乾αのピンクキャップは赤ピン替わりになる
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