まつげコラム

2015.1.6

グルーのノズルを切ってはいけない理由とは

カテゴリー:グルー・コーティング・リムーバー

2015年が始まりました。昨年のことを思い浮かべると1年が過ぎるのはあっという間です。今年は昨年以上のスピーディーさで1年間を乗り越えていきたいと考えております。本年もよろしくお願いします。
 
今年最初のコラムでは、たびたびお問い合わせがくるグルーのノズル先端はカットするのでしょうか?というご質問についてです。グルーの商品詳細のページでも載せているのですが、グルーの先端は切ってはいけません。ではなぜでしょうか?
 
グルーノズルのカット
 
 


まず第1に切る必要がないということです。ビューティープロダクツのグルーの中でスティックタイプのグルーは超速乾α超速乾β超速乾、低刺激の4種類あり、どれも先端を切りたくなってしまう形状にはなっています。
 
ただノズル部分を切ってはいけません。どれもがキャップを開けると開封されるはぎとり式のキャップになっています。
 
付属の赤ピンはなんのため?
付属の赤ピンは保管する際にご使用いただけるようにご用意しております。もちろん赤ピンでなく、元々グルーについているキャップもご使用いただいてけます。
 
グルーの容器の形状がスポイトの様に側面に圧力をかけない限りは中身が漏れることはありません。キャップをご使用いただけば、ノズルをしっかり閉め密封する形状になっているので保管する際にはキャップをご使用ください。
【関連記事】日本製グルー超速乾αのピンクキャップは赤ピン替わりになる
 
 
第2にノズルの先端をカットしてしまうとキャップを閉めた際に密封しなくなってしまいます。ノズルが短くなってしまうため、先端とキャップの内側に密封ではなく隙間ができてしまいます。
 
保管の冷蔵庫を使用し空気圧の変化がおこった場合、密封ではなく隙間があいているということはグルーが噴きこぼれてしまう原因になってしまいます。また空気に触れる時間を長くしてしまうためグルーの劣化を早めてしまう原因にもなってしまうのです
 
キャップによる保管
 
第3にノズル先端が広がってしまうことにより、グルーを使用する際、適量をプレートに出せずに、大量にでてしまう可能性があります。その時、衣服などに大量に付着してしまうと重合結合によりかなり発熱してしまいます。火傷する可能性もあるのです。
 
 
グルー適量
 
以上のようにグルーのノズル先端はカットすることなくご使用いただけます。切ることによって被るマイナス面を考えるとノズルの先端をカットすることはしないでください。
 
【関連記事】日本製グルーのキャップを分解してみました