まつげコラム

2015.2.20

施術の仕上げはコーティング剤を。ボリュームラッシュにも使えます

カテゴリー:グルー・コーティング・リムーバー

せっかく付けていただいたエクステをなるべく長く楽しんでいただくために、施術後はコーティング剤をご使用いただくことをオススメしています。これによって1週間ほど持続性が変わってきます。

コーティング

コーティング剤の役割

なぜ塗る必要があるのか?そこから再確認です。

日常の汗や水分、油分などから接着部分を守る
エクステとグルーの間に汗や水分が入り込むとエクステが取れる原因にもなります。グルーが硬化するには24時間かかりますので、この間に接着部分が濡れるとその後の持続性にも影響を与えます。それをコーティング剤が守ってくれます。

油分は非常に浸透しやすい性質を持っているのでまつげとエクステの間に入り込みやすいです。グルーは油分と非常に相性が悪いので油分が入り込んでしまうと持続性の低下をもたらします。ホームケアでオイルフリーのクレンジングをご使用いただくのはこのためです。

衝撃から接着部分を守る
まつげにものが触れる、風でまつげが揺れる、寝ているときにまつげを触ってしまうなど、気を付けていても日常の生活を送っていると衝撃を知らず知らずのうちに受けていますよね。そういった衝撃からコーティング剤がクッションのような働きをして接着部分から守ってくれます。

エチルシアノアクリレートは接着剤としての強度はありますが、衝撃には弱いグルーになります。ブチルシアノアクリレートは柔軟性のあるグルーではありますが、衝撃から守ってくれたほうがよいですよね。

 

コーティング剤の塗り方

先日の廣瀬のブログ:日本人に合わせた0.06mmエクステへの道.その3~コーティング~でもお伝えしておりますが、エクステの太さによって塗り方を変えていただくとよりコーティングが綺麗に塗れます。

まずは何処に塗ればいいのか?

 

塗る箇所
まずコーティング剤を塗っていただく箇所はエクステとグルーの接着面になります。毛先まで塗る必要はございません。毛先まで塗ってしまうとダマになる原因にもなりますので接着面に塗るようにしてください。

ハケにより塗る場合、アイミングを使って塗る場合、ともに量を多くしないように気を付けてください。量が多いと隣同士がくっつくことになり仕上がりが綺麗になりません。

コーティング塗り方

コーティング塗り方

表側、裏側ともに適量を薄く塗っていただければコーティングとしての機能を発揮します。コーティングで持続性アップで詳しくお伝えしております。動画もアップしておりますのでぜひご覧ください。

 

エクステの太さによってツールを変える
0.06mmに塗る場合は、マイクロスティックをご使用いただくと0.06mmにあった極少量が取れ、塗りやすくなります。《太さ:1.0mm》だとコーティング剤の取れる量が少なくなるので《太さ:1.5mm》がオススメです。

0.06mmの場合、せっかくふんわりと仕上げたのに最後のコーティング剤を塗りすぎてしまった、なんてことになったらもったいないので適量の取れるマイクロスティックを試してみてください。

ハケからマイクロスティックに取り、それを接着面にチョンチョン付けたらアイミングで伸ばす。この時も毛先まで伸ばさずに接着面のみです。綺麗に仕上げる秘訣です。

コーティング塗り方

【関連記事】汗ばむ時期の強い味方、コーティング剤/コーティング剤の3つの疑問

 

0.12mm以降のエクステを塗る場合、筆から一度アイミングにとり、それを塗布すると適量かつ均一に塗ることができます。

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せっかく綺麗に仕上げたのに、最後のコーティング剤で隣り同士のエクステがくっついてしまう・・・ということを避けるために、ちょっとした一手間でも是非このご紹介した方法で試してみてください。