まつげコラム

2015.8.4

2mlのグルーは何人ぐらい使えるの?実際に抽出して計算してみました

カテゴリー:グルー・コーティング・リムーバー

弊社のグルーは容量2mlのタイプを5種類取り扱っています。日本製グルー超速乾α日本製グルー超速乾β日本製グルー超速乾、日本製グルーMQ+、日本製グルーMQです。この容量2mlで、はたして何人ぐらいのお客様に使えるのでしょうか?

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グルーを製造するうえで、2mlの容量とは製造できる最小容量になります。それ以下の容量になってしまうと、製品として安定したグルーを供給できず、不安定なグルーになり、販売することができません。5mlや10mlと量を多くする分には問題はありません。が、敢えて弊社では最小容量の2mlを製造することにしています。

そこで2mlのグルーは何人ぐらいのお客様に使えるのか調べてみました。

1度に出す量を2~3滴(10分~15分に1度)、1人のお客様に対して3~4回行ったとします。何度か2mlから何滴抽出できるか試してみたところ、平均が450滴でしたので、450滴を元に計算してみます。

450滴÷2.5滴÷3.5回=51.4人という数字になります。あくまでも平均値ですので、プラスマイナス10人と考えると40人~60人のお客様に施術ができるということになります。

 

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もう少し容量の多いものが欲しいと思われる方もいらっしゃるかとは思います。現在販売されているグルーは5mlや10mlのタイプが多いですが、弊社ではこの最小容量の2mlを製造することに、こだわりを持っています。

グルーには使用期限が決められており、開封後は2ヶ月を目途に使い切っていただくことをお勧めしています。2mlは、この使用期限内に使い切っていただく容量であると考えているからです。

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グルーの劣化の条件は、気温、湿度、光です。毎日の使用環境や保管方法によっては、粘度がでてきてしまうなどして、グルーが劣化してしまう可能性もあります。粘度のでてしまったグルーは交換のサインですが、粘度のでたグルーをそのまま使用してしまうと、必要以上の量のグルーを付けてしまうことになり危険です。

なぜなら、多量のグルーを付けた場合、ホルムアルデヒドの放散量が多くなるからです。(ホルムアルデヒドの放散量は、主成分の違いもそうですが、グルーの塗布量によっても増減します。)

使用後2ヶ月経ったからといって、そのグルーが必ず粘度がでてしまったり、くっつかなくなるわけではありません。ただ決められた使用期限は守っていただきたいです。意識しないでも使い切る、そんな使い切りサイズの2mlで提供させていただいております。